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【アークナイツ】イベントシナリオ『懐黍離』感想【ネタバレ注意】

※イベントシナリオ『懐黍離』及びシュウのプロファイルのネタバレあり

※ふんわりした理解で書いているし推測も混ざっているので話半分に読んでください(過去のシナリオについて覚えているような顔をしていますが全然覚えてないです)

 

 

 アークナイツ4.5周年です。ついこの間4周年だったような気がしますが……時が経つのは早いですね。今回のイベントシナリオ『懐黍離』は8月21日の午前4時までの開催となっているみたいです。

 周回では中級岩とコール、金平糖が補充できます。どれも良く使う素材なので、足りないところを周回しましょう。私は今のところ中級岩を周っています。

 

 

『イベントの前提』

 『歳』関連の話は前提となるシナリオが沢山あるので、これだけ読んでもなかなか理解は難しいですよね。最近ゲームを始めた方はとりあえずふんわり読んでおけば大丈夫だと思います。もし関連するシナリオを読みたいのであれば『洪炉示歳』『画中人』『将進酒』『登臨意』の順で読むといいと思います。それぞれニェン、シー、リィン、チョンユエのシナリオとなっています。

 

『洪炉示歳』:情報→情報処理室→特殊行動記録から

『画中人』 :サイドストーリー

『将進酒』 :サイドストーリー

『登臨意』 :サイドストーリー

 

 前提として、炎国にはかつて『歳』と呼ばれる巨獣がおり、それが12人の代理人に分割しています。12人の代理人は非常に長命ですが、炎国の人たちと共に人間らしく生きようとしているみたいで、自分たちを兄弟姉妹と呼び合っています。今回プレイアブルとして実装されたシュウでプレイアブルは5人目ですが、ワンとジーも新たに登場したので未実装も含めると(名前だけの登場を省けば)既に7人の代理人が顔を見せていることになりますね。

 この代理人たちは強大な力を持っていて、炎国によって監視されており、自由に能力を使ってはいけないことになっています。移動とかもあまり自由ではないみたいで、勝手に兄弟姉妹で合流したりしていると何企んでるんだと勘繰られたりするみたい。今回でロドスに5人目が加わったことになるけどそれは大丈夫なんですかね……?

 

 

シナリオ全体について

 いつも以上に難しい漢字が出てきてなかなか理解するのが難しいところもあったけど、ふんわりと読み進めました。

 

 シナリオ全体としては大きな災厄が起きてみんなでそれに対処して、その裏で色んな人の思惑が動いていたって流れなのですが、この色んな人の思惑の部分がとてもわかりづらいので全体像が把握しづらい感じになっていると思います。

 多分、ワンとジーは歳の本体をボコるためにすごい布を織るのが目的で、ジーとしてはさらに追加で姉であるシュウを人間から解放することも目的に含めていた……のかな?

 

 

 災厄の原因はワンとジーではなく、過去に埋葬されたシュウの友人(神農?)の遺体で、シュウはそれをずっと抑えていたが限界が来た……、限界が来ることを事前に知らなかったはずもないし、こうなった場合はシュウは死ぬつもりでいたのかな。

 もしくは何事もなければまだずっと抑えていられるはずだったけど、ジーがちょっかいを出したために限界が来たって感じなのかもしれない。その場合、ジーはその後のことまで計画した上でやってることだとは思うけど。

 ジーも以前にシュウと一緒に農家をやっていたようなので、このあたりのことは恐らく知っており、シュウが人間のために命を捧げるのをなんとかしたかったのでしょうね。

 

 左遷されてきた(と本人は思っている)ズオくんが速攻で農夫モードになってたの面白かったし、緊急事態に対してニェン、シー、シュウの姉妹が能力の使用許可を取らずに人間たちに助力してくれるのが熱かったですね。本当に人間味があるというか。

 

 

 商人をやっているジーは登場してすぐに胡散臭さを発揮していてとても良いキャラでした。隙がないしシュウより弟なのに強キャラ感すごくて、今まで登場した代理人たちがみんななんだかんだと善良? だったのもあって結構怖かった。代理人の力の強さは今までのイベントでも見せられていますから、敵にまわったらどれだけ恐ろしいかは想像に難くない……。

 

 

 ズオとホーシェンも最終的に助け合ってて良かったですね。最後、ズオが自分を犠牲にしようとしたホーシェンを咎めようとしてやめて、お礼を言ったところが良かったです。

 

 

シュウが助かった理由

 シュウ姉さんが無事だったのは本当に良かったんだけど、アレなんで無事だったんですかね……? ジーが助けたんだろうとは思うのですが、理屈はよくわかってない。

 代理人たちは本体がなければ存在できず、本体は炎国のどっかで管理されている……んだっけ? 本体以外の依り代を必要としてニェンを中心に新しい依り代となる心臓を作ったみたいですが、まだ未完成の様子。

 

 

 しかし、シュウが力を使い果たして消えた後、ジーが強引に心臓を起動しています。ジーはシュウが消えるのを事前に知っており、その対応策として心臓の起動を目論んでいたってことなのかな。

(消えたシュウを復活させる条件が揃った、もしくは揃っている時だったためにこのタイミングで事を起こしたってことなのかもしれない?)

 その場合、シュウが復活できたのは未完成の心臓を新しい依り代としたからで、大半の人の記憶から消えたのは以前のシュウが死んだから……ってこと? ニェンとシーを心臓の中に放り込んだのもただの足止めだけが目的ではなく、シュウを助けるために必要な過程だった可能性もありますね。

 

 

 代理人が死ぬと人の記憶も含めてその痕跡はすべて消えるらしく、ニェンがそのことを気にしている描写があります。シュウが自分の力を農作物を育てたりするのに使わなかった理由は、自分が消えた際にすべてなかったことになってしまうと大変なことになってしまうためみたいですね。もちろん、人間が自分の手でやるべきという考えも持っているみたいですが。

 

 

 他の代理人たちの記憶から消えなかったのはわかるのですが、ズオくんを含む炎国の偉い人たちの記憶にも残っている様子なのは何故なのだろう? 何か特別な力を持っているのか、もしくは彼女のことを代理人として見ているかどうかで変わるってことなのかな……?

 シュウのプロファイル第四資料にホーシェンたちの記憶も戻ったような記述があるので、ロドスに来て彼女のことを代理人として認識したから記憶が戻った……のかな? この辺ははっきりしたことはわからないですね。

 

 

 ジーは兄弟姉妹が人間たちに縛られているのが不満だったようですが、人間が嫌いなわけではないんですよね。代理人の面々は浮世離れしたところもありつつ、人間味も感じさせてくれてみんな良いキャラばかりですね。『歳』に関連する話がどこに着地するのかはとても気になります。

 

 

 今回のイベントは戦闘のギミックはわかりやすかったしボスもそんなに強くなかったので良かったです。高難易度ステージはどうなるかわからないけれど、今回は自力クリアも目指せそう……かな?

 次の限定ガチャに向けて石も貯めたいし、高難易度ステージも頑張って攻略していきたいですね。

 

 ではまた。