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【Baldur's Gate 3】カーサスの遺産とミストラの審判【プレイ日記#100】

※『Baldur's Gate 3』のネタバレあり

◆前回のプレイ日記はこちらから◆

 

 バルダーズゲート3やっていきます。悪ルート込みですがついに#100まできてしまいました。

 今回はゲイルのクエストを進めていきます。

狙われたナイトソング

 ActⅠで出会った、態度の悪い冒険者アラディンと再会しました。彼はバルダーズ・ゲートにいるウィザード、ロローカンからナイトソングの捜索を依頼されていたようです。かつてセルーネイ寺院だったゴブリンの野営地までたどり着いたものの、仲間を見捨てて逃げ出し、避難民のもとに転がり込んで迷惑をかけた挙句、逆ギレ気味に悪態をつくという最低ムーブを決めていました。
 今回も「ナイトソングを見つけたなら分け前を寄越せ」と言ってきたので、[威圧]してお帰りいただきました。彼にナイトソングが遺物ではなくアアシマールであることを教えても、「それなら誘拐ってことか。もっと報酬をもらわないと割に合わないな」などと言い出す始末。
 ……なんなんだコイツ。
 いわゆる“混沌悪”って感じですが、本人の中では「金さえもらえれば別に悪事でもやるよ」程度なので、一応“混沌中立”ってことになるんでしょうか。一般的な冒険者ってこんなもんなのかなぁ。

 ロローカンの経営する魔法小間物屋の受付には、避難民キャンプにいたローランの姿がありました。言っていた通り、ロローカンに弟子入りしたようで、昼はここで働いているようです。

 目標を達成できたのは良いことだけど、顔のあざが目立つのが気になります。ナイトソングの正体がアアシマールであることも知らされていないようでしたし、ロローカンの元にいるのは少し心配かも。

 さて、そのロローカン本人にナイトソングを求める理由を聞いてみたところ——
 「この杖で従わせて、魔法陣で拘束して、不死の力を奪うぜ」と、正直すぎるヤバい発言が飛び出してきました。

 というわけで、ナイトソングのもとにチクりに行くことに。

 ナイトソングことエイリンは、「じゃあ一緒にロローカン殺すか!」みたいなテンションで一緒に戦いに行くことになりました。
 勇ましいというか、ノリが軽いというか……でも、こちらとしては頼もしいです。

VSロローカン導師

 エイリンを連れてロローカンと対面すると、突然ダークアージがとんでもなくイキった台詞を放ちました。
 えっ、私そんなに強キャラ設定だった……?

 ちなみにローランも、ロローカンの本当の計画を知ったことでこちら側についてくれました。
 ロローカンは「お前の悪評をウィザードたちに吹聴してやるぞ!」と、社員が辞めそうになったブラック企業の社長のようなことを言い出しますが、その愚かさは業界でも有名そうだし誰も相手にしないのでは。
 ゲイルもロローカン相手にはけっこう冷たい態度でしたしね。

 戦闘では、ロローカンが4体のミュルミドンを召喚した状態から始まります。
 ミュルミドンが生きている限り、こちらが攻撃をすると各ミュルミドンに対応した属性ダメージで反撃される仕組みになっていて、無視して本体を叩くこともできますが、どうせ倒す必要があるので順当にミュルミドンから処理していきました。

 ロローカンってやってることはなかなか大規模なんですけど、思ったほど強くはないんですよね。ミュルミドンを一度に呼べるのも彼自身の実力というより、この塔の仕組みのおかげなんじゃないかな。
 たしかこの塔自体、ロローカンが作ったわけではなかったような……?

 戦いの末、ロローカンはエイリンによって背骨を思いっきり砕かれて死亡。
 あんなことを言っていたんだから自業自得とはいえ、殺し方がダイナミックすぎて驚きました。エイリンは“勇ましい”とか“脳筋”とか、そういうレベルすら通り越してどこか別の領域に到達している気がします。

 ただ、そんな彼女でも、戦いが終わった後にはどこか虚無感のようなものを感じている様子。
 アスタリオンも復讐を果たしたときに似たような空気になっていましたが、このゲームでは報復はスッキリしないものというスタンスなのかもしれませんね。

 戦いの後は、ローランがロローカンに代わってこの塔の主となりました。
 家族だったカルとリアも呼び寄せるとのことで、なんだかんだローランはいいヤツですし、彼らお目付け役と一緒であれば、ロローカンのような愚かなウィザードにはならないでしょう。

カーサスのオーブ

 ローランが塔の新しい主になったことだし、宝物庫にあるものは遠慮なくいただいていきます。
 ゲイルのお目当てだった「カーサス年代記」も発見。この本に記された知識を使って、アブソリュートの頭上にあるカーサスの冠を使って神になろうと言い出します。

 それはさすがに止めないと……ということで、説得することに。判定などはなく、選択肢を選ぶだけで無事に思いとどまってくれました。
 以前も背伸びしようとしてオーブに手を出して失敗していますから、同じ轍を踏まないようにということで。

 その後、魔法小間物屋の前でエルミンスターと遭遇。
 どうやら今回は、女神ミストラがゲイルとの謁見を許したことを伝えに来たようです。ただ伝令というだけでなく、彼なりの助言もくれました。

 エルミンスターは、ゲイルの姿に若かりし頃の自分を重ねているようでした。
 ゲイルもいつか、彼のような偉大なウィザードになれるのでしょうか……。
 (悪ルートでは神になってましたが)

 ゲイルの体内にある“オーブ”は、いずれ自爆してしまう危険な代物。
 現在はミストラから授かった魔法で一時的に安定させているだけで、根本的な解決にはなっていません。

 ミストラは「アブソリュートもろとも自爆しなさい」という命令を出していたのですが、それはいろいろあって無視中。
 私たちとしては、彼が爆発するなんてことは絶対に避けたいので、なんとかしてオーブを直したいところです。
 今回の謁見で、ミストラから何か有力な情報が得られればと期待していました。

 ミストラはまず、オーブを暴走させた挙句、自身の保身のために自爆しなかったことを非難してきました。
 まあ、それはごもっともではあるんだけど。

 ただ、こちらが「カーサスの冠を引き渡す」と約束すると、ミストラもゲイルの行動をある程度は認めてくれたようでした。

 さらに、話の中でオーブがカーサス由来のものであることも明かしてくれます。
 つまり、ミストラに冠を渡してなんやかんやすれば、修復できる可能性がある……という見通しが立ちました。

 まだ確約されたわけではないので油断はできませんが、ようやく一筋の希望が見えてきた気がします。

 といったところで今回はここまでです。

 次回はまた別のクエストに挑んでいきます。

◆次回のプレイ日記はこちらから◆

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