最終更新2025/5/12
入手方法(配布オペレーター)
クラウンスレイヤーはイベント「幕開く者たち」で配布された★6の特殊オペレーターです。イベントの開催期間は2025/04/24 (16:00) 〜 05/15 (3:59)までとなっています。
これを過ぎたら復刻や常設を待たなければ再入手はできないので欲しい方は期間内に入手しましょう。
オペレーター性能
職業・職分(★6・特殊・執行者)
執行者は再配置時間の短い特殊オペレーターです。一時的に敵の攻撃を受ける囮にしたり、遠くに配置して厄介な敵を暗殺してもらったり、味方が苦戦しているところに配置して支援したりと色々便利に使える職分です。
クラウンスレイヤーは配布★6なだけあってかバランス良く一通りの役割をこなせるようなスキルが揃っています。
素質1(殉難者の苦しみ)
[スキル発動中、自身の周囲に煙幕を発生させ、範囲内の地面上にいる敵の物理・術攻撃の命中率-15%(25%)]
効果量は昇進1で15%、昇進2で20%、モジュールXで最大25%まで上昇します。
効果範囲は自身のいるマスを含めた3×3の9マスです。スキルは全て配置時に発動するものとなっているため、素質の再発動には再配置が必要になります。範囲には足元のマスに灰色のもやがかかる他、スキル2と3だと赤い縁もつくのでわかりやすいです。
敵の命中率を低下させるのはなかなか珍しいデバフですが、確率は高くても25%と4回に1回の割合のため過信は禁物(モジュールなしだと5回に1回)。あくまでもオマケ程度に捉えておくのがいいでしょう。
スキル2なら確率が高くなり、スキル3なら効果範囲が自身の縦横2マス先の合計4マス拡張されます。
素質2(王冠を狩る者)
[自身にダメージを与えていない地面上にいる敵への物理の与ダメージ+20%(22%)]
条件付きの火力バフですが、クラウンスレイヤーの能力的に条件の達成は難しくないです。特に意識しなくても条件を満たせることも多いと思うのであんまり意識しなくてもいいと思います。
スキル1(煙塵の目眩まし)
パッシブ 初期SP:- 必要SP:- 持続時間:10
[配置後攻撃力+50(100%)、物理回避と術回避+20(50%)]
持続時間10秒の攻撃と回避を盛るシンプルなスキルです。敵からの攻撃を受ける囮として運用したり、遠くにいる敵を暗殺しに向かう際に使えます。
素質1とあわせると攻撃を回避できる確率はそこそこあるし、暗殺を完遂しやすいと考えるとなかなか悪くない性能だと思います。
スキル2(硝煙の爆震)
パッシブ 初期SP:- 必要SP:- 持続時間:-
[配置後、8秒間攻撃しなくなり、敵に狙われにくくなり、第一素質の地面上にいる敵に対する物理・術攻撃の命中低下効果が1.5(2.5倍)まで上昇。スキル終了時、煙幕内の地面上にいる敵全員に攻撃力の200(500%)の物理ダメージを与える]
自身は攻撃を行なわずに敵から狙われにくくなり、素質の命中率デバフを大幅に強化します。攻撃は行わないけれど8秒の効果時間の後に範囲内の敵に大きなダメージを与えてくれます。
敵から狙われにくくなるとは「敵の攻撃の優先順位の一番最後になる」という意味で、攻撃範囲内に他の味方がいる敵はそちらを優先して攻撃するためクラウンスレイヤー自身は殴られにくくなります。素質2の条件も満たしやすくなるし、最後の大ダメージまでに倒されるリスクも減る有用な効果です。
ただし、ブロックしなくなるわけではないので自身がブロックした敵からは殴られてしまう点には注意。一応命中デバフがあるので耐えられる可能性は高いですが、あくまでも確率なので相手の火力次第ではあっさりやられる可能性も。
逆にブロックできるのを利用して敵が多くて1匹すり抜けそう! みたいな時に投げてブロックさせ、命中デバフで味方を守りつつ範囲ダメージで敵の処理を手伝ったりといった使い方はできます。
ダメージは高いと行ってもあくまで1回だけだし、攻撃までに配置から8秒かかるので扱いづらいです。ダメージに期待するスキルというよりは命中デバフを強化して味方のサポートをするスキルと考えるほうがよさそうです。
特化1にすると命中率デバフの倍率が上昇するので運用する場合は特化を推奨。それ以降はダメージしか上がらないので一旦特化1でいいと思います。
スキル3(狼煙の処刑場)
パッシブ 初期SP:- 必要SP:- 持続時間:16
[配置後、第一素質の効果範囲が拡大し、クラウンスレイヤーが煙幕内に消え、ブロック数が0、ステルス状態になる。その後2秒ごとに姿を現して煙幕内の地面上にいる敵1体に攻撃力の110%(250%)の物理ダメージを2回与え、1(4)秒間スタンさせる(同一対象には6秒ごとに1回まで攻撃可能)]
敵をブロックせずにステルス状態になるため基本的に攻撃を受けることがなくなります。
16秒間の持続時間の間2秒に1回、最大で8回の攻撃を行ないます。同一対象には6秒に1回しか攻撃できないという制約があるため、単体相手には最大で3回までしか攻撃できません。
強敵相手には十分な火力とは言えませんが雑魚敵相手なら十分な火力があります。強敵相手にはスタンを期待して運用することになりますが、その場合は特化することでスタンの時間を大幅に伸ばすことができるため特化3を推奨。
スタン時間はスキルレベル7で1.5秒、特化1~特化3で2秒~4秒と伸びていきます。6秒に1回4秒のスタンを付与すると考えるとかなりの時間敵を拘束できるので悪くない効果です。
大陸版情報
- 後ほど実装されるモジュールYによってスタン時間を最大6秒まで伸ばすことができます。
モジュールX(王冠を屠る刃)
[職分特性追加:撤退時に今回の配置時のコストを大量に返却]
[素質1更新:スキル発動中、自身の周囲に煙幕を発生させ、範囲内の地面上にいる敵の物理・術攻撃の命中率-23%(25%)]
ランク1で撤退時のコスト回収率を上昇して再配置しやすくなり、ランク2と3で素質1の命中デバフを最大で25%まで強化します。
確率の上昇はそこまで大きくないし効果を体感できるほどかと言われると微妙な感じ。
モジュールY(木炭画)※未実装
大陸版情報
- [職分特性追加:隣接4マスに味方がいない場合、攻撃力+10%]
[素質2更新:自身にダメージを与えていない敵に対する物理ダメージ+28%(35%)、自身が与えるスタンの持続時間+25%(+50%)]
ランク1で隣接マスに味方がいない場合に攻撃力を上昇する特性を追加し、ランク2と3で素質2のダメージ上昇効果とスタンの持続時間を強化します。
スタンを与えられるのはスキル3のみなので、スタン強化に関しては実質スキル3専用の効果となります。
スキル3運用の場合はこのモジュールの実装を待ったほうがいいかもしれません。
総評
火力は控えめだけど命中デバフによる味方の支援やスタンによって器用に盤面のコントロールができる執行者といった印象。
同職分同レアリティには限定の血掟テキサス、キリンRヤトウ、恒常のファントムがいますが、それらと比べると火力は頼りないので敵の殲滅を任せるような運用方法には向かないと思います。
どちらかというと比較対象は★5のレッドかなぁという感じです。スキル1は似たような効果で、スタン要員として比較するとレッドは1回だけだけど範囲内にまとめてスタンをばら撒けるのが強みで、クラウンスレイヤーは単体だけど複数回に渡ってスタンを撒けるのが強みって感じ。
それ以外の違いとしてはレッドは攻撃時に最低保証ダメージが高く設定されているので防御力の高い敵にもある程度ダメージを通せるところと、★5なのでコストが軽いのも強みです。
クラウンスレイヤーは命中率デバフによる味方の支援も行えるのと攻撃範囲が広いのが強みかな。スキル1運用時の耐久力が高いのも〇。
個人的にはスキル3がせっかく広範囲なのに殴れる対象と回数が少なくてもやっとするって感じはありますが、配布オペレーターだし色々できてかつまとまった性能をしているので悪くないんじゃないかなって感じ。
普通の執行者として使う分にも火力が出て囮としても優秀に使えるスキル1が便利なので、執行者が育ってない方やグラベルの次の二人目が欲しい方は育ててみるのもオススメかも?
王冠を狩る者っていうくらいだから単体性能ももっと高かったらなぁって思ったけど、これはどちらかというと警備をすり抜けたり欺いたりする能力を評価されてのことなのかな。だから自分は攻撃を回避しつつ敵の命中を下げるっていう性能なのかも。
作中でもクラウンスレイヤーのアーツは霧を発生させるものって説明されていて、敵として登場した時はブロック要員をすり抜ける能力として表現されて、味方として戦う際には敵の命中を下げる霧を発生させる能力として表現されているんでしょうね。
でもこの世界の王冠(要人)って異様に強い人ばっかなんですよね……。
背景※ネタバレ注意
ストーリーの0章後半から初登場するレユニオンの幹部。ブロック要員をすり抜ける能力で初心者ドクターを翻弄するボス敵ですが、色々あってロドスのオペレーターとなりました。
最初は冷徹な印象を受けますが、話を進めていくと意外と面倒見が良くて話がわかる感じで印象の変わるキャラクターです。素直クール可愛い。
ちなみに本名はリュドミラっていいます。
最初に戦うボスだから印象が強く残りますが、序章ではまだ顔見せ程度の登場で本格的な登場は6章以降になっています。ウルサスの科学者イリヤの娘で、その科学者の先生でもあり所属していた研究所の所長だったのがケルシーです。
ウルサスと仲間の裏切りのせいでイリヤを含む研究員たちが死亡し裏切者に対する復讐を誓っていましたが、ケルシーに返り討ちにあった際に真相を聞かされて逃げ延びてからはレユニオンを抜けてシラクーザに向かっていたみたい。
それからなんやかんや思うところがあってロドスに来て、ケルシーに認められてオペレーターとして正式に加入したという経緯ですね。他に元レユニオンでロドス入りしたオペレーターにはマドロックやイーサンがいます。イーサンは知らないけどマドロックはクラウンスレイヤーの世話役になってるそうです。
ツキが悪く何かとひどい目にあいがちな不運キャラ。あと何故か体重がすごく軽いので強制移動でドクターのオモチャにされがちです。可哀そう。
レベル上げをする際には「私が映っているものもあるか?それなら、もう一回だ。今度は失敗しないからな。」と言いますが、まず穴がない場所で戦って体重を増やすところからだと思います。
秘書設定時の挨拶会話ではドクターの後ろをついて回っている疑惑があり、意外と人懐っこいのかもしれません。そういうところもなんか可愛いですね。
ロドスに加入した後、他のオペレーターたちとどんな交流をしているのかもっと知りたいかも。