※『Baldur's Gate 3』のネタバレあり
バルダーズゲート3やっていきます。今回はミンスクを追って会計事務所に向かいます。
石の王とジャヘイラ
会計事務所には当然、許可がなければ入れませんが、石の王(ミンスク)が先に入っていて、なにやらトラブっている様子。
私たちも中に入れてくれないと後悔するぞと脅してみたところ、あっさり通してもらえました。街の英雄ジャヘイラが一緒にいたのも大きかったのでしょう。
入る際、「自分の金庫以外には触るなよ」と警告されました。もちろん、そんなのわかっています。当たり前じゃないですか。
……アスタリオンは、わかっていないけどね。
道中にある金庫はすべて開けて、中身は預かっておきました。石の王に奪われると大変ですからね。
どうやらミンスクはお金を奪いにここに来たらしいのですが、会計事務所の頭取はそれを見越して、騙し討ちでミミックに食わせるという対抗策を取っていた模様。
が、ミンスクは力技で脱出したようです。うーん、規格外。
そんな彼を見て、ジャヘイラは「いつも通りみたいだし、声をかけてみよう」と言い出しますが、そこに現れたのは偽物のジャヘイラ。どうやらイリシッドの幼生と偽ジャヘイラのダブルコンボでミンスクは操られているようです。
こうなると説得は難しそうなので、まずはこの場にいるベハル信徒たちとの戦闘になります。
どこへ行ってもドッペルゲンガーが好き放題やってますね、ほんとに。
ちなみにこの会計事務所の金庫は各クエストで拾える鍵で開けられるほか、難易度30の鍵開け判定に成功することでも解錠可能です。しかも開けても怒られません。つまり、盗り放題です。
一応、《解錠》の呪文は無効化されていますが、うちのアスタリオンなら難易度30くらいは余裕なので、中身はしっかり預かっておきました。
会計事務所の頭取からは、石の王に奪われた市民のお金を取り返すよう依頼されました。
皇帝との対立、ミンスクを救う
会計事務所で手に入れた手掛かりをもとに、下水道に辿り着きました。
ミンスクたちはここでゼンタリムと取引をしており、どうやらギルドへの襲撃をゼンタリムに任せるつもりのようです。ギルドはもともとゼンタリムを護衛として雇っていたはずなので、これはかなり簡単に成功してしまいそうな流れですね。
というわけで、この戦闘ではゼンタリムのロアー・ムーングロウを逃がしてしまうと、ギルド側が襲撃されてしまうらしいです。
とはいえ、そちらはアスタリオンが瞬殺してくれたので特に問題ありませんでした。残りの敵は正直そこまで強くなく、オーリンやカザドールのような大物と比べれば楽な戦闘です。
ミンスクは殺さないよう、非致死攻撃で倒しました。
倒れたミンスクは、ジャヘイラが殺されたと勘違いし、怒りのままに立ち上がろうとします。イリシッドに操られていても、ジャヘイラという枷がなければ制御できないというのは……褒めるべきなんでしょうか?
ジャヘイラからは、「倒れている間に洗脳を解いてほしい」と頼まれます。
しかし、皇帝は「制御できない者は足手まといでしかない」と言って、ミンスクの救出を拒否します。
対するジャヘイラは、「ミンスクを救わないのなら、プリズムを溶岩に投げ込んでやる」と脅します。あの、それ私も困るんで……やめてください。
ジャヘイラの話でも、かつてミンスクは単独で暴走して敵にやられたらしいので、合理主義の皇帝から見れば、そういう不確定要素の塊みたいなのは味方に欲しくないのでしょう。
……ところで、皇帝って冒険者だった頃からこういう性格だったんですかね? という疑問はひとまず置いておき、皇帝には強く要求してミンスクを救うよう頼みました。私が言えば、最終的には折れてくれます。
目を覚ましたミンスクは、「よくもジャヘイラを!」と激昂しますが、隣に立つ本物のジャヘイラの姿を見て正気を取り戻します。
その後はいつものように、幼生を使って記憶を共有。これまでの経緯を一気に理解してもらいました。
イリシッドの幼生は敵ながら便利ですよね……。
物語でよくある「かくかくしかじか」を、実際にできてしまうんですから。
ミニチュア・ジャイアント・スペース・ハムスター
ミンスクは突然駆け出し、追いついた私に「恐れを見せるな」と忠告してくれます。
ゼンタリムともネズミについて話していましたし、オーリンの部下への指示書にも「ミンスクを制御するためにハムスターには手を出すな」という警告が書かれていました。
つまり、ミンスクはハムスターにビビるなと言い、ハムスターが許してくれて慈悲深いと言ったりしているわけです。
こちらがミンスクの相棒、ミニチュア・ジャイアント・スペース・ハムスターのブーです。
ちなみにこれは冗談ではなく、本当にヤバい生物らしいです。好物は人間の目玉って噂もある。こわい。
ともあれ、これでミンスクが正式に仲間になりました。ミンスクは元々レンジャーなので、欠けていた新サブクラス「スウォームキーパー」に就いてもらいます。
……まあ、仲間が増えすぎて装備が足りないのがちょっと申し訳ないけど。
その後、敵から取り戻した1万Gを返却しに行き、穏便に交渉して半分を分けてもらいました。
残り半分は「盗られた分は自分たちでなんとかしてくれ」ということで。
さらに報酬として2500Gもらえたので、結果的には7500Gの儲けになりました。ウハウハです。
宿ではジャヘイラがミンスクと口論していました。単独で暴走した結果、ジャヘイラが彼を見捨てざるを得なかった件について、まだ怒っているようです。
とはいえ、どう考えてもミンスク1人のために悠長にしている余裕はなかった状況で、それでも私が奔走してくれたことについて、ジャヘイラからは感謝の言葉をもらえました。
仲間の頼みですから、当然ですけどね。
私は「英雄が自分勝手であること」はむしろ良いことだと思っています。
まずは自分のために戦わないと、大勢を救うためだけの“奴隷”になってしまいますから。
といったところで今回はここまでです。
次回はまた別のクエストを進めていきます。
© Wizards of the Coast LLC & Larian Studios