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RimWorldプレイ日記第2回です。
前回は惑星に不時着した後、仮の寝床と倉庫を用意して食堂を建設したところまででした。今回は何をやろうかと考えたのですが、そろそろ夏も終わって秋になり、気温が下がってきてしまうので防寒具を用意する必要があります。
そのため、今回は倉庫を拡張して各種製造設備を取り揃えた研究所予定地を建設していこうと思います。それと並行してもう少しマシな寝室も建設していきます。
寝室はとりあえず今いる人数を収容できればおっけーなので、必要な分だけ建設指示を出していきます。
木材も必要なので伐採指示もまとめて出して、建設しているところを見守ります。うちにはヒーラーがいるので、木材の伐採はテキパキとやってくれます。ウェイクアップの離脱症状を確認すると、この時点で77%でした。結構進んでいるし、意外と精神崩壊も起こしていません。恋人であるサイエンスとイチャイチャしているおかげもあって精神が安定しているようですね。もしかしてトラブルメーカーかと警戒しましたが、かなり働いてくれています。
捕らえた囚人もかなり優秀なステータスをしているため、味方に勧誘しようと思います。勧誘している間は勧誘のために労力を割く必要がありますが、その分勧誘に成功すれば人手が増えるので、しばらくヒーラーには頑張ってもらいましょう。
勧誘してくる人が薬物の離脱症状でぐったりしているのは勧誘されている側としては怖いかもしれませんが……。
そんなこんなでしばらく作業を進めていると、キャンサーユニットという派閥からKrandという方が攻めてきました。キャンサーユニットは主にウェイスターというゼノタイプ(人種)で構成された宙賊で、話し合いの通じない危険な連中です。
宙賊派閥とは友好度を上げることはできず、常に敵対状態のままです。今回は一人だけしか来ませんでしたが、高度な兵器を用いて攻め込んでくるので所持している武装には十分注意しなければいけません(ゲーム後半でトンデモ兵器を持っているのを見落とすと一撃で壊滅的な被害を被ることも)。
……でも今回のKrandは棍棒しか持っていないようですね。一人だし、もしかして様子見の捨て駒なのかな……可哀そう。
こちらのけが人はマイナーが棍棒で一発殴られただけで済みました。牢屋はまだ用意できていないので、建設中の宿舎に運び込んで味方になるよう勧誘してみます。戦闘技能にはとても長けている方でそれ以外には大した取り柄はないのですが、料理や芸術スキルには情熱アイコンが点いているので、それらを練習してもらってもいいかもしれません(情熱が点いていると経験値が溜まりやすいし、それらの作業をしている間は本人の心情もプラスされる)。
その後、白色のシャフランビビ連合国からトレーダーキャラバンが来ました。今回は戦った後の火をちゃんと消していたため、キャラバンが燃えるようなこともありません。
白色のシャフランビビ連合国はMODで追加されたビビというゼノタイプの派閥です。蜂をモチーフにしたゼノタイプで、なんか可愛いです。買いたいものはなかったのでいらない物をいくつか買い取ってもらいました。帰りにはちょっとだけですがお土産にゴールドを置いて行ってくれて、次の機会があれば何かお礼をしたいですね。
その後、野生のマッファローが懐いてきましたが、まだ動物を飼育するスペースを用意していないので、泣く泣く屠殺しました。牧場もそのうち造りたいですね。
建設作業も少しずつ進み、そろそろ裁縫のためのミシン台を設置した部屋を用意できるか……という頃、事件が起きました。
なんとMushintoが突然裏切ったのです。彼は前回、冷凍睡眠から目覚めたばかりだから一時的に仲間に加えて欲しいと頼んできた人でした。優秀な人材だったので仲間に加わってほしかったのですが、どうやら頃合いを見計らって裏切り、我々を陥れるつもりだったようです。このコロニーそんなに大したものないのにね。
裏切りの可能性があることは把握していたのですが、うっかり火炎弓を持たせたままです。石切りを全然していないのでこのコロニーは壁も床もほとんどが木製。つまり火事が起きるととても大変なことになります。
Mushintoは食堂に陣取って暴れているようです。サイエンスが北側から食堂に踏み込み、廊下の北から食堂内にいるMushintoと撃ちあいます。が、撃ちあっていると火炎弓のせいで廊下が火事になります。Mushintoはサイエンスと撃ちあう前にも食堂内に放火していたため、このままだと非常にまずい。
南側から突入したマイナーをMushintoに突撃させ、近距離戦に持ち込んで火炎弓を撃てなくします。その間に一緒に食堂に入ったヒーラーが食堂内の消火を、サイエンスが廊下の消火をします。終わり次第マイナーの援護に加わり、3人で囲んで無力化することに成功しました。幸いMushintoも生きているようです。
いったい何が気に食わなくて裏切りなどという愚かな選択をしたのか……。思い当たる節はずっと服を与えなかったことくらいしかありません。何がダメだったのかわかる方いますか?
ちなみにこのMushinto、マイナーに言い寄って振られているようです。振られた上にボコられて捕らえられてもまだ友好度がプラスなことを考えると、結構仲が良かったようですね。確認してみるとヒーラーとも仲が良いらしい。ほんとになんで裏切ったの? ヒーラーがサイエンスの彼女で見せつけてくる上にマイナーに振られたのが嫌だったのかな?
その後、友好的なAIから「ここに宇宙船あるからこれに乗って脱出しませんか?」とメッセージが届きました。これはデフォルトで用意されている脱出手段のうちの1つで、自分たちで宇宙船を建造するのではなく、既に存在する放棄された宇宙船? のところまでキャラバンで移動して脱出するというものです。大抵、結構な遠くにあるし長旅してまでこの脱出手段をとる人は多分少ないと思うのですが……。
……遠すぎない?
しかもあの宇宙船のある場所って海の上じゃん? 海の上って多分渡れないんだよね? 試したことないから知らないけど。
一応空を飛ぶ……と言っていいかわからないけど飛ぶ方法もあるにはあるので、手前で一度拠点を作って飛んでいけば届く……のかな?
まぁ今回は脱出を目的にしているわけではないので、このメッセージはスルーしましょう。
その後、マイナーがグリズリーに狩られそうになっていたので逆に狩り返したりしていると、畑に宇宙船の残骸が降ってきてトマトが潰されました。宇宙船の残骸はたまに降ってきて、解体することでコンポーネントなどを得ることができます。畑の上に降ってきたのは久しぶりですね……。
ようやくミシン台も作り終えて洋服の制作に取り掛かりました。既に秋に入っていてかなり寒くなってきたので、急いで作らなければなりません。
とか考えていると、囚人部屋で異常発生。なんと裏切者のMushintoが凍傷になっています。なぜか一人だけ服を着ていないので、そりゃ凍傷にもなるでしょう。服くらい着ればいいのに……。
急遽囚人部屋にストーブを設置しました。幸い凍傷は治りそうで良かったです。
亡命帝国からの脱走兵から助けを求める通信が送られてきました。亡命帝国なのに亡命されているようです。それともよく亡命されるから亡命帝国なのかな?
帝国と敵対するとこの間ネズミから助けた際に貰った爵位の話がなかったことになるのですが、困っている人を放っておくことはできません。コロニーで匿うことにしました。
亡命者のオスデカルさん。射撃と芸術に長けて……さっきもそんな人いなかったっけ?
弱虫だけど敏捷な身のこなしの流血嗜好者のようです。喧嘩っ早い弱虫です。できない仕事もないし結構優秀な人材だと思うんですが、なんかあまり優秀に見えませんね。
この人はもう正式な仲間なので、コードネームをつけようと思います。彼のコードネームは「レッドペイント」です。彼の銃に撃たれた人は真っ赤なペイントに染まります。
ちなみにレッドペイントを追ってきた亡命帝国の追手はサイエンスのライフルで脳を撃ち抜かれて即死しました。とんでもない射撃の腕前を見たぜ……。
その後、スランボが迷い込んできたり、有毒廃棄物パックをそっちで保管してくれという依頼を断ったりしていると、大雪が降ってきました。もう秋の10日です。
RimWorldでは15日ごとに季節が変わるので、もう秋の後半ですね。この調子だと冬の寒さはかなり厳しいものになりそうなので、入植者にはなるべく暖かい恰好をしてもらいましょう。
さらに日数が進んでコロニーの中心部にいたリスが暴走してレッドペイントに赤い染みにされた頃、裏切者のMushintoがついに折れて正式に仲間に加わりました。彼のコードネームはインバートです。
サイエンスとヒーラーの結婚式も執り行われました。インバートはマイナーの隣に座っていましたが、何を想ったのか……。
その後、ントオァラーという粗野なアウトランダー連合体から襲撃者が送られてきましたが、また一人だったのでサイエンスのライフルで沈黙しました。そろそろ防衛地点の改良もしなければならないかと考えていたのですが、なんかまだ不要そう……。
とりあえずで作っていたミシン台の部屋だけでなく、研究所の他の部屋も建設を進めて全体的に形になってきた頃、なんとマイナーがレッドペイントを口説き落としました。
今度のカップルはコンピューターゲームについての話をしつつ求愛し、性的に興奮して受け入れたそうです。私も知らなかったのですが、マイナーは既婚者だったらしく、これは不倫ってことですね。
でもRimWorldで不倫とか言われても夫はどこにいるかもわからないしもういいんじゃないかな……くらいにしか思いません。何なら宙賊に混ざって襲撃してくるなんてこともありえるかも。
新しいカップルも幸せになることを祈りましょう。インバートは可哀そうだけど。
しかし、カップルになったのでダブルベッドをあてがおうとすると問題が発生しました。どうやらレッドペイントは宗教的な理由によりダブルベッドで恋人と一緒に寝てはいけないそうです。
DLCの『Ideology』で追加される思想体系では、思想によって様々なルールが課されたり、行動や考え方の好みが変わったりします。実は一度囚人になった人たちは全員うちの思想に改宗させてから仲間に加わってもらったのですが、レッドペイントはよそからきて直接仲間に加わったため、思想はまだ前のままでした。
一人だけ考え方が違うと面倒なので、定期的に改宗するよう誘いをかけていこうと思います。
この『Ideology』ですが、思想によっては通常のコロニー運営ではできないような特殊なゲームプレイを行うことができたりします。興味のある方は内容を調べて面白そうだと思ったら購入してみてください。地底人達の村を作ったり食人村を作ったり、血の気の多い侵略者達の派閥になることもできます。DLCなしでもそういったロールプレイをしながら遊ぶ人はいたのですが、この『Ideology』のおかげでそれをゲーム内でもきちんとしたルールや縛りの中で遊べるようになった形ですね。例えば地底人達の村であればDLCがないバニラだけの時は地底人の才能を持たない人は仲間に加えづらいけれど、『Ideology』があれば思想に染めるだけで地底人の仲間に加わってもらうことができます。その思想に染まった人は暗闇で喜び、陽の光を嫌がって地下でキノコを食べて暮らすようになるのです。
ちなみに、うちのコロニーの思想はMODで追加された機械製造にボーナスが入る以外は善良を良しとするごく普通の思想です。今回の目的は『Ideology』ではなく『Biotech』ですからね。
その後、インバートの説得でKrandも仲間に加わりました。彼のコードネームはサイコシューターです。またまた射撃に優れた人材で、サイカイト依存のゼノタイプだったためこのコードネームにしました。
……ん?
うちのコロニーにサイカイトなんてないよ?
彼はウェイスターというゼノタイプで、毒物に耐性がありサイカイトに先天的に依存しています。サイカイトはサイコイドから作られる薬物です。薬物に依存するというと聞こえが悪いですが、ゲーム的にはむしろ優秀な特性になっています。薬物に依存すると同時に薬物に耐性もあるため、様々な強力な薬物をデメリットなしで使っていけるし、サイコイドを育ててサイカイトティーを製造すれば定期的に摂取するのは大した手間ではないため、デメリットよりもメリットが圧倒的に勝っているわけです。
ただし醜いため他の人からよく罵倒されるそうです。可哀そう。
今回は精神崩壊を起こしたサイコシューターがサイエンスを追いかけまわして罵倒し続けています。これは厄介なことになったなぁと思いながら眺めていると、サイエンスがキレて殴りかかってしまい、二人が喧嘩になりました。
RimWorldの喧嘩はそこまでするか? と思うくらいお互いに重傷を負ったりするのであまり笑い話にできません。一度喧嘩が収まった後にしばらくして再び喧嘩したりして、この二人は距離を離さなければならないかな……でも面倒だなと考え中です。
幸い、サイエンスは結婚した直後なので心情は安定しています。罵倒され続けたせいでかなり強烈なマイナスになっていますが、結婚と相殺しあってプラスマイナスギリプラスくらいです。
その後は暴走したアイベックス達を撃ち殺して、脱走しようとしてヒーラーを殴り始めた”黒のコルメア”を全員で取り囲んで殴り倒しました。
殴り倒された”黒のコルメア”は脱獄は無理と諦めたのか、仲間に加わってくれるようです。彼のコードネームは「ブラックツール」にしました。彼は建築と栽培が特に優秀で、工芸にも長けているようだし、元の名前が”黒のコルメア”だったのでこのコードネームです。何か名前や苗字が空欄になってニックネームしか存在せず、改名することができなかったのでMODで追加したキャラクターを直接編集する機能で無理やり改名しました。
またサイコシューターが精神崩壊して問題を起こしたため、サイカイトが確保できるまで閉じ込めておこうと思い逮捕しました。問題ばかり起こす困った新人です。
研究所と今必要な範囲での宿舎はひとまず完成し、入植者達もお祝いなのかパーティを楽しんでいるようなので、今日のところはここまでにしておきます。
次回はいよいよ研究所を完成させて『Biotech』の要素にも触れていけたらいいなと思っています。
ではまた。
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